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2014年最優秀アート近代的芸術作品

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◆ジャン=リュック・ゴダール―『さらば、愛の言葉よ』
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 ニューヨーク映画祭で高く評価された、名作映画として名を残すであろう本作品であるが、映画よりもむしろビデオアートに近い。非常に難解で何がテーマであるのかよく判らないのだが、どうやらゴダールの最近の飯の種のようだ。感覚的体験に訴えかける本作品は、3Dでしか味わえない最初の傑作と言えるだろう。

◆マシュー・バーニー―『リバー・オブ・ファンダメント』
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アメフトの特待生、モデル、有名人の夫など様々な顔を持つマシュー・バーニーは、コンテンポラリー・アートの代表的な作家の1人だ。普段意識されることのない国民的な強迫観念を擬人化する彼の作品は、アメリカの暴力的で野心的な側面や、上辺だけの実情を浮き彫りにする。ここでは神経症的なシステムが人々の生活を支配し、”自由”とはほど遠い暮らしを強いているのだ。

リバー・オブ・ファンダメントでは、”偉大な作家”であることに憑かれたアメリカの作家ノーマン・メイラーの翻案が試みられた。ここでは『エンシェント・イブニングズ』が取り上げられ、メイラーの経歴をオペラ風に仕立てつつ、古代エジプト支配階級のSM的な堕落とデトロイトの凋落に見る大衆主義者の劣化を描いた。

◆クリックホール
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アメリカの嘘ニュース配信サイト、オニオン(The onion)が立ち上げたパロディサイトであるクリックホールは、バズフィードのリスティクル(○○10選などの記事)やアップワーシーの見出しなどを皮肉っている。クリックホールのスタッフは、”くだらないリスト”というジョークが直ぐさま別の何かに姿を変化することをよく理解しているようだ。

その“別の何か”がマルチメディア・アートのプロジェクトで、”リンカーン記念館が思わず「Orz」と言ってしまう画像10選 ” や” 90年代の少年たちが大喜び! ビーニー・ベビーに詰め込んだクモの卵がついに孵化 ” などシュルレアリズム的ダダイズムに特化している。

何より素晴らしいのは、こうした皮肉に明確な対象がないことである。ただ単にふざけたアイデアをごちゃ混ぜにしただけのクリックホールの作品だが、理屈を無視すればすれるほど、”いいね!”の回数が増えて行くのだ。

◆ヒト・スタヤル ― 『見られない方法:どうでもいい説教じみた教育的展示(How not to be seen: A fucking didactic educational installation)』
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モンティ・パイソンの寸劇からタイトルの半分を拝借したこの動画作品とその周辺に設置された展示物は、デジタル画像の可能性を追求しつつも、政治や個人的な体験を掘り下げるための辛辣なユーモアが与えられている。スタヤルはテクノロジー嫌いの人騒がせ人間などではないが、作品の中では、自己監視社会で身を隠す戦略を論じながら、監視から逃れるために、人は自らを1ピクセル以下の大きさに縮めなければならなくなると主張している。

◆クリストフ・シュリンゲンズィーフ
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 本作品は滅多ないある種の”超大作”展示作品である。映画監督、舞台演出家、パフォーマンス・アーティスト、脚本家など多彩な顔を持つ、神秘のベールに包まれた芸術家の渾身の一作品だろう。

鑑賞者はプロジェクションとモニターに備え付けられたヘッドホンによって、総統地下壕を模した回転する台座が設えられた部屋に身を置くことになる。台座の上には双眼鏡が置かれている。これを使って部屋の壁のスクリーンに映される、ナチスがテーマの映像を垣間見ることができる。中でもヒトラー風の人物がナチスの1人に平手打ちを喰らわせる映像は印象的で、”不気味なびっくりハウス指人形”効果とでも呼びたくなる。

◆アチーブメンツ・イン・レトロスペクティブ
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近年は不特定のアーティストが参加するコラボ作品の当たり年だった。湾岸協力会議(GCC)に因んで他づけられた本グループは、無意味な式典、会議、テープカットなどを世界中で公演した。

彼らが制作した写真やオブジェクトは、本物のGCCメンバーが会合した際に見せびらかしあった高価だが見かけ倒しの装飾品をモチーフとしている。金の浪費、無駄な対話、劇場政治に焦点を当てたコンセプトシリーズであり、現状打破など頭にない指導者たちの姿を効果的かつ辛辣に表現した。

◆エドワード・マーシャル・シェンク&ブラッド・トロエメル―『キーズ1&2』
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「多様な審美眼を持つ広範なターゲット層に拡散される画像の作成」という目標を持つザ・ジョギングからのスピンオフ作品である。陰謀論のミームを目視基準として利用し、シェンクとトレメルは馬鹿馬鹿しくも恐ろしい、政治的な出来事と人物との間のナンセンスなリンクを創り出した。そして、このあからさまなパロディが右翼や陰謀論者たちにもてはやされるようになったという事実こそが、何よりも恐ろしいことだろう。

◆ハリド・ジャラール―『ノー・エグジット』
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パレスチナのハリド・ジャラールは、同地域に蔓延している人種差別的な状態へ向けて、先鋭的な政治作品を作り続けている。ニューヨークで開かれる個展のオープニングに出席するはずだった彼だが、イスラエルによる爆撃が開始されたことで断念することになった。そこから制作されたのが本作品である。

まず目に入るのは映像が映し出される小さなモニターだ。そして、大きな暗い部屋の中へ足を踏み入れると、巨大なプロジェクション画面にパレスチナ人犠牲者の名前が映し出される。スピーカーからはその名前を読み上げる機械的な音声が流れてくる。この作品によって、ジャラールは自身が最も精力的な活動家アーティストの1人であることを認めたのだ。

◆ジェン&ポール―『ワンストップ・ショッピング・スーベニア・シティ&チェルシー・バス・ツアー』
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ジェン・カトロンとポール・アウトローは、本プロジェクトまではパフォーマンス・アーティストとして知られていた。両者ともにポップな美的感覚の持ち主だったが、本バスツアーでは何もかもがまったく別の次元へと昇華されている。

アメリカの小売店スペンサーズ・ギフト的なショップには、精巧なコピー商品やリチャード・プリンスやダミアン・ハーストのような大物アーティストたちのフェイクが溢れている。これらのオリジナルのアート作品は、わずか1000円程度という超破格の値段で持ち帰ることができてしまう。またバスツアーに申し込めば、ジェンとポール自らがバスガイドを務めるギャラリー地区ツアーにも参加できる。なお、2人はまた実施することを約束しているので、見逃した方その動向を常にチェックしておこう。

◆『バーニング・フレッシュティバル』(レッドライト地区)10_e10
 バーニング・フレッシュティバルはニューヨークのロックアウェイで2日間開催された屋内の音楽フェスティバルだ。毎年恒例であり、どことなく危険で怪しげな雰囲気が漂う、オリジナリティに溢れるパーティをレッドライト地区の住人が催してくれる。同じことが繰り返されないためか、商業的な匂いなど皆無で、どこかニヒリスティックな感覚がある。ノイズ、テクノ、スポークン・ワード、パンク、ラップなど何でもアリだ。

今年のニューヨークの音楽シーンは、アートの全ジャンルの中でも最も目立たなかったと言えるだろう。手作り感は薄れ、同じような音楽ばかりが流行している。このイベントに参加したアーティストたちには、この状況を立て直そうという思いがあるのだ。
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