スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(矢部宏治) →ヘンなものを取り入れ 崩すことが好きな日本人(絵師 山口晃)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



記事一覧  3kaku_s_L.png 政治
記事一覧  3kaku_s_L.png 暮らし
記事一覧  3kaku_s_L.png その他
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

政治

日本は 多様性のある平和国家を目指すべきだ (元国連難民高等弁護官 緒方貞子)

 ←日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(矢部宏治) →ヘンなものを取り入れ 崩すことが好きな日本人(絵師 山口晃)
緒方貞子が、世界の緊急支援が必要な、難民問題で知れたることは同じ日本人として誇りに思った。
ただ、手放しで称讃できないのはコソボ問題での人道的緊急措置として行った、ユーゴ、セルビア空爆を容認したことだ。難民に心を寄せてきた緒方にすれば、コソボ問題は理屈でどうにかなるレベルを越えてしまったということで緊急的人道措置を容認したわけだが、安保理の全会一致にいたる協議プロセスを飛ばしたこの施策は、アメリカとNATOが主導で冷戦終結後の紛争を力で解決する雛形を作り上げてしまった瞬間でもある。

今回の緒方の提言、共感する部分も多いので以下転載した。

◆日本は 多様性のある平和国家を目指すべきだ (元国連難民高等弁護官 緒方貞子)

戦後日本は敗戦国としてアメリカの占領下におかれ、西側の一員として冷戦構造に組み込まれました。そのため自分たちの置かれた位置も目指すべき方向性も、極めて明確で自ら模索し、合意形成を試みる必要が必ずしまもありませんでした。

目指したものは、戦後からの復興であり、戦争体験に裏打ちされた平和であり、国民生活を豊かにする経済成長でした。政治家も、官僚も、企業も、そして一般国民も、その目標に向かって、がむしゃらに進み、気がついたら、いつしか世界有数の「経済大国」といわれるようになりました。

しかし、戦後日本の成功体験は、日本社会全体にある種の惰性と思考停止をもたらしました。このため、近年、日本経済が壁にぶつかり、世界がグローバル化する中で、政治家も、企業も、官僚も、状況変化に適応することができずに、進むべき方向を見失い、前へ進むことができなくなっています。

私は10年近く国際協力の分野に携わってきましたが、日本は、いま世界で起きている「文化や価値観の多様化」「社会変革」を、十分認識していないのではと感じます。

今後日本が前に進むためには、世界の様々な人たちとのつながりや協力なくして実現できません。世界中の多様な文化や価値観、政治や社会に目を向け、そ多くを学びとることが必要だとも思います。

そして大切なのは、日本国内の教育のあり方です。日本の教育の最大の問題は、画一的なことです。日本以外の国では、異なる文化や意見の国々とは、コミュニケーションを通じて、自分たちの意見を理解してもらっています。

異文化とのコミュニケーションには、語学力はもちろんですが、それよりも広がりある視野と教養、好奇心と感受性、氾濫する情報の中から最適な選択をする能力。それが重要です。

世界の中で生きていくためには、多様化が重要です。
そして国際的に認められるためには、戦争体験に裏打ちされた平和国家を目指すべきです。

岩波書店「これからどうする」より転載
関連記事



記事一覧  3kaku_s_L.png 政治
記事一覧  3kaku_s_L.png 暮らし
記事一覧  3kaku_s_L.png その他

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメン卜投稿不可です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(矢部宏治)】へ  【ヘンなものを取り入れ 崩すことが好きな日本人(絵師 山口晃)】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。