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 ←デジタルで 15年以内に世界のビジネスの8割は なくなる!? →日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(矢部宏治)
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暮らし

ハヤカワ書房的 ニュージーランド 売却話

 ←デジタルで 15年以内に世界のビジネスの8割は なくなる!? →日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(矢部宏治)
これは創作話である。ただ真実の要素が入っている可能性もある。

暗い嵐の夜だ(当然)。ロンドンのゴールドマン・サックス風銀行の本社の広い紫檀の重役会議室テーブル前に集まった面々は、世界でも最も有力な銀行、石油会社、鉱業会社や化学、医薬品会社首脳だ。

それぞれのゲストの前におかれているのは、卵形のスワロフスキー・クリスタル瓶に入ったウォッカ、ロイヤルサルート、50年ものシーヴァス・リーガルのスコッチや、ハーディ・ル・プランタン・コニャックと、400ドルのコナ・ニガリのボトルと、クリスタルのコップだ。メモ用紙も、ペンも、録音装置も、携帯電話もない。

多国籍企業世界での長い付き合いで、お互い誰かは知っているが、名前をあかさぬよう依頼されたので、彼等をイニシャルで呼ぶことにする。GS、JPM、BOA、DB、ML、IMF、WB、ROT、WP、ANA、SHE、MOB、NEW、RIO、DOW、MON、ELI、MER、更に、ビルダーバーグや、日米欧委員会からの追加メンバーだ。

他にも、会話に参加するよう招かれはしないが、会話を聞いて、決定を実行する多くの人々がいる。彼等には、コーヒーと、コカコーラの瓶詰め飲料水がある。

JPM: 1980年代の労働党政府に、ニュージーランド資産を、我々に焼け残り品処分特価で売らせる大成功で、我々の多くが、20年以上、利益を享受できた。

ROS: 以来、いわゆる金持ちと貧乏人のギャップが大きく広がったが、我々の狙いと、願望にはぴったりだ。

GS: そう、中流と下流階級の生活水準が下がって、賃金が企業が持ち出せる利益と化するのを見るのは楽しいことだ。

ANZ: 残念ながら、彼等は、この会議に参加できなかったが、ニュージーランド事業懇談会が、我々の狙いが実現するよう大いに協力してくれたことに乾杯すべきだろう。大半が外国企業や、外国が支配する企業をメンバーにしてあるおかげで、連中に影響を与えるのは楽だが、我々の想像以上に、連中は役に立ってくれるな。

全員: 乾杯、乾杯。

MON: だが、まだやるべきことは多い。例えば、引き続く政権が、我々がニュージーランドの八百屋の棚を、750種以上の遺伝子替え作物で満たすことは認めているとは言え、連中はまだ、ニュージーランドでの我々の遺伝子組み替え作物栽培を認めないので、我々の除草剤と農薬の利益は、有り得る額の三分の一に過ぎない。

MER: 連中のおかしなニュージーランド医薬品管理庁がジェネリック薬品を何十億ドルも買いまくっている。何十億ドルもの金は、特許医薬品に使うべきだ。

ANA: 沖合には膨大な油田がある。2500メートル以上の深さにあるから、現在の技術では深すぎるが、我々の技術は間もなく追いつくだろう。メキシコ湾深海1500メートルまで掘削する計画だが、もしそれがうまく行けば、ニュージーランド沖で、2000メートル以上掘削することも可能だろう。

RIO: ニュージーランドには、石炭、金、海底の希土類等々、我々として手に入れたい、かなりの資源がある。だが我々が堀出したいもの大半は国立公園や保護地にあったり、くぐりぬけなきゃならない資源管理法の様に面倒な法的タガがはまったりしている。我々の利潤に影響する気候変動に対するいかなる行動も、我々は阻止しなければならない。

IMF: そうだな。ニュージーランドを再度、開国させて、連中の資産を、資産を適切に利用できる大手多国籍企業に譲渡させる頃合いだ。

GS: ああ、金融業界は資産の譲渡を促進する用意がある。レーガノミックスのおかげで、何十億ドルも儲けたな。我々に必要なのは、ニュージーランド政府を牛耳ることだ。

WP: 我々の成功体験から、ニュージーランド首相の影響力は大きいと思う。実際、もし我々が、ふさわしい人物を首相として選出させることができれば、彼が、資産を我々の用意ができている買い手に売る法律を成立させ、ここに今晩、出席している企業による、ほぼ全面支配の為に市場を開放することができる可能性も極めて高かろう。

ML: 実に興味深いな。うってつけの男がいる。

MER: 一体誰だ?

ML: たぶん、この段階では、彼の名は伏せておいた方がいいが、最近彼に、わが社のロンドンの貿易事務所を一カ所閉鎖し、減税の狙いで、アイルランドに移す様指示したんだ。彼は非常に効率的だった。何百人もの社員の首をきらなければいけなかったが、実に粛々と効率的にやった。社員達は彼のことを‘ 微笑む暗殺者’やら‘強欲野郎と呼んださ。だが本社の我々にとって、彼はまさに‘我々の玉だ’

GS: 誰のことをいっているのかわかるぜ。最近、ニュージーランドの電力資産を売るという契約をものにするのに、我々にとって一番良い方法について、奴と相談したんだ。

MER: どうやって、やるんだ?

WP: 我々は、ニュージーランドで、ほぼ150年の経験があるから、提案してやっても良いが。我々の資源を使って、確実な議席を持った保守党現職首相を辞任するよう説得するのも難しくはあるまい。意中の男をその議席につけ、我々やパートナーの影響力を行使して、彼を指導者の立場に押し上げ、それから彼を首相に選出させるんだ。

JPM: 彼が首相に選ばれた後は、外国の企業に無制限の選挙献金をする権利を与える法律を成立させるよう彼を説得できる。それで、我々が彼を必要とする限りは、彼を首相にさせておける。結局、資産を我々のものにしてしまえば、ニュージーランドが、それを取り返す方法はないんだ。

NEW: そう、彼が鉱床を、採鉱用に開放した後は…。

ANA: そして、深海の石油掘削に海の開放だ!

GS: 電力会社の様に、生産的で、収入を稼げる資産を売れるようにする為に、彼が、環太平洋戦略的経済連携協定にすぐ署名できるようにしておかないとな。

MON: そうだ。あれに署名さえさせれば、多かれ少なかれ、ニュージーランドの商業を全面支配できるようになり、資産が消滅するまで、利潤が楽しめるわけだ。

ELI: TPPには、売却や、我々がニュージーランドの企業や資産を購入するのに、国が何らかの邪魔を認めるようなら、我々がニュージーランド政府を訴えられるようにする条項を必ず入れておくようにしないとな。北米自由貿易協定の下で、対カナダ向けに準備している訴訟は、我々にとって極めて美味しいはずだし、カナダ人には二度と我々の邪魔をするなと教えてやれる。

DB: 毎年何十億ドルも借りるよう説得する必要もある。実際には不景気なのに、経済を良く見せられるから、喜んでそうすると思う。年間約90億ドルで、効き目があるだろう。

IMF: 助ける用意はできている。結局、世界中の多くの国々で、資産を、外国企業支配下に移動できる様にしてきたんだ。ニュージーランドが耐えられない程の債務水準になったら、我々の傀儡が、IMFに懇願することができる。そこで、我々は通常のIMF要求を押し付け 全ての資産を売り払い、年金、社会福祉、医療等々を引き下げられる。それで、我々のお仲間企業にとって、空白状態を埋める更なる機会が生まれるわけだ。

DOW: だから、我々の計画はこれだな? 皆、同意か?

全員: 同意。同意。同意。

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