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 ←ネオナチが作ったウクライナ偽政府に反対しているロシアに対して、米がロシアへの追加制裁  →日本に襲いかかるアメリカの罠 ― アメリカが仕掛ける新たな戦略的攻勢
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日本の技術競争力の劣化に関して(東工大教授 今野浩)

 ←ネオナチが作ったウクライナ偽政府に反対しているロシアに対して、米がロシアへの追加制裁  →日本に襲いかかるアメリカの罠 ― アメリカが仕掛ける新たな戦略的攻勢
1960年以降の日本の快進撃を可能にしたのは、まぎれもなくスプートニクショック後に大拡充された日本の大学の理工系大学に参集したエンジニア集団である。数学我苦手でない学生の大半が理工系大学に進んだ。1940年生まれのジャーナリストの立花隆も“色弱でなければ工学部に進んでいただろう”と言っている。一言でいえば、理魂・文才のエンジニアが、理魂・理才の純正エンジニアと協力して、日本の快進撃を生み出したのである。しかし彼らは、その貢献に見合う待遇を受けることはできなかった。経営者たちは、一流エンジニアに配分すべき富を海外にばらまいたのである。

例えば、有力電機メーカーF社は、10億円の価値があるスーパー・コンピュータをアメリカに一億円で売り渡している。本来であれば、これを開発した技術者に支払われるべきお金が、アメリカに提供されたのである。日本のエンジニアたちの給料は、銀行マンや証券マンを大きく下回っていた。

ハードで劣勢に立たされたアメリカは、ダメもとで、日本にクレームをつけた。”日本人の働き過ぎが世界に不況を輸出している”と。これに対して日本政府は非を認め、働き過ぎのエンジニアたちに対して”あなた方の働き過ぎが世界に迷惑をかけています。これからは働き過ぎを禁止します”と宣言した。

梯子を外された一流エンジニアたちは憤慨した。そして”俺たちが働き過ぎだって!?アメリカでも一流エンジニアたちは我々と同じくらい働いている。我々は、仕事に生き甲斐を感じているのだ。アメリカが日本に負けたのは、優秀な人間が。弁護士や記入業界に流れたために、優秀なエンジニアが少なくなったためだ”と思った。
日本政府は製造業のエンジニアを叱るのでなく、経営者に対して”一流エンジニアを優遇し、そのコストに転嫁せよ”というべきだったのだ。そうすれば、日本の輸出競争力は弱まるから、米国の批判を受けることはなかったのである。(もっとも、国力が弱まっていたアメリカは、別のことで難癖をつけていたと思うが・・)

エンジニアは割に合わない仕事ではないのか。エンジニアに誰しもがこう思うのも自然だ。そしてこれが、我が国の現在の状況である、理工系離れ、技術者の海外流失、技術層の劣化で現実となっているのだ。

三菱総合研究所のあるコンサルタントは、現代を象徴する、52%、1.5年、39%という数字を教えてくれた。
52%は、2年以内でマーケットから消えてなくなる数字だそうだ。開発者や研究者が何年、あるいは何十年かけて生み出した商品の半分は2年以内に消えてしまうのだ。
1.5年は、新発売の商品がもたらしてくれる利益還元の期間。1年半を過ぎると、商品に付加価値をつけない限り、利益をもたらしてくれないとい。
そして39%という数字は、仕事に対する幸福度。6割の人は、今の仕事は生活の糧としてしか捉えていない。ただ、上記3つの数字は、2010年度のものなので、いまはもう少し低下しているかもしれない。

市場に導入する新製品は、数年かけて研究開発でを行い、画一的商品を製造してくれば市場が受け入れくれた。しかし、1年も経たずに市場自体がかわってしまう現代では、いままでのようなやりかたでは通用しない。
例えば5寸釘が求められている場合、いままでは仕様に応じて、1ミリの狂いも無い寸法の製品を納めれば問題なかった。しかし、いまは、途中で、幾重も折れ曲がる釘や、軽量な釘、空洞の釘などの付加価値をつけなければ、売れないようになっている。これは日本の技術者たちが求められている独創的な能力だと思う。

前述に技術者の劣化の背景を書いたが、深刻なのはこれだけでない。

80年代に入ると、詰め込み教育が批判を浴びるようになり、学力以外の能力を加味した(あるいは学力以外の能力だけで)合否判定を行うAO入試を導入したり、試験科目の削減の動きが顕著になった。この結果、大学一年生の基礎学力が大幅に低下したのだ。大学受験戦争が若者にプレッシャーを与え、独創性を阻害すると指摘する”識者”は多い。しかし、受験戦争を通り抜けてきた世代から見れば、あの程度の勉強で独創性が失われるのなら、その人にはもともと独走性などなかったのではかかろうか。

戦争による徴兵も、本当の貧乏も経験したこともない若者から受験競争を取り上げれば、残るものは空虚が詰まった脳味噌と、ひ弱な人間だけでなないのか。このような人物が社会に出て、世界と戦っていけるのだろうか、はなはだ疑問である。
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