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暮らし

羽生善治「経営者のための決断力と大局観」より

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■何手ぐらい先を読むのか
よく取材で聞かれるのですが、何手ぐらい先を読んでいるんですが。木村義雄14世という先生は「一睨み2000手と言った」。ちょっと誇張かもしれないですが…
100手や1000手は時間をかければ読もうとおもえば読めるが、時間が膨大になる。未来を予想する。仮に3つの手があると、10先だと3の10乗で6万手になるので大変。最初はおおざっぱに、2つか3を選択する。カメラでピントを合わせる作業と非常に似ている。ここが中心ではないか、急所ではないか、というようなことをおおまかに、見つけていくという作業が直感。
3番目に大局観。大局観は耳慣れないかもしれません。気を見て森を見ず、という言葉がありますが、視野が狭い状態のことを言う、その逆が大局観。大局観は具体的なことを考えるのではなく、いままでの流れ、方向性や戦略を捉える。

■大局観はショートカットできる
大局観を使うとショートカットできる。無駄な考えるを削れる。攻めたほうがいいとすれば、具体的な読みに入るときに、攻めの選択ができる。
この読み、直感、大局観の3つは、世代によって変わってくる。若い時は読み。経験を積むと、直感や大局観の比重があがってくる。
直感とひらめきは違うそうです。ひらめきと同義語と思っていましたが、ちょっと違う。どう違うか、たとえ短い時間であっても、きちんと理論、体系立てて説明できるのは直感、なんだかよく分からない、説明がつかない、第六感はひらめき。ひらめきは虫の知らせ、第六感はひらめき。直感というのは例え、一秒にみたない選択であっても、これまで学んできたことの集大成として現れているということではないか。
将棋の対局は長いんです。朝の9時から遅いと夜の12時や1時までかかる。一つの場面でも3時間ぐらいかかることがある。では、長く考えたら、正しい決断ができるのか。間違いがない決断ができるのか、というとそうではなさそうだ。
情報に攻守なしという言葉がある。最終的にAとBを選ぶのか、というところで迷ってしまう。それは、あるところまでは考えているが、迷っているということが非常に多い。それは、調子をはかるバロメーター。たくさん記憶できるとよりも、見切って、決断できるかのほうが、非常にわかりやすいバロメーター。

■見切りをつけ踏み込めるのは調子がいい
答えが出ない、結論がだすことができない、わからないんだが、今日はこの作戦で行ってみようという踏ん切り、見切りをつけて、踏み込めるのは調子がいい。
調子の話が出ましたので、運やツキについても話したい。
運やツキ、不運など様々な表現がある。科学的なものでもないので、信じないという人もいるが、結果がはっきりする世界に長く生きてきて、あるんじゃないかと。いいとき悪い時はあるような気がしています。あんまりそれにはこだわらないようにしたい。つきはものすごく人を魅了するから。

■一番大切なことは、どんな環境でもベストをつくすこと。
そうはいっても、全く気にならないかというと、自然な気持ちとして気になることもある。
どうしているとうまくいってないとき、結果が出てないときにどうするか、不調と実力を見極める。不調も3年続いたら実力。ただし、今日やったことが明日成果になってあらわれることは絶対にない。通常は時差がある。1カ月の場合もあるし、長いものは3年や5年で花を咲かせて、実を結ぶというのもある。やってることは間違ってないが、表には出ていない。
不調のときにやっていることを変えると元の木阿弥。モチベーションが下がるので、何か日常の生活に変化をつけるようにしている。どんなことでもいい。趣味をはじめる。早起き、髪型を変える。生活の中にメリハリをつけることで、不調を乗り越えていく。

■緊張はブレイクスルーの予兆
モチベーションの話が出たので、それについて話したい。
アスリートの人のインタビューを着ていると、楽しんでやりたい、という人が増えている気がする。彼ら、彼女らが、トレーニングを受けているのか、経験からか、本当にその通りだな、と思う。
どういう状態で一番いいパフォーマンスがいいか。リラックスしていて、楽しんでいるとき。二番目が緊張して、プレッシャーがかかっているとき。三番目はヤル気がない。ヤル気がないのはいかんともしがたい。
いつも、いつも、リラックスしていて楽しめればいいが、現実問題難しい。緊張しているときどうしたらいいか。緊張は最悪の状態ではない。プレッシャーがあるのは、もう少しで出来るということでもあります。
例えば高飛び選手。1メートル50センチは飛べる。1メートルは大丈夫、2メートルは飛べるわけがないので緊張しない。1メートル60センチ。もしかしたら飛べるというときに、プレッシャーはかかる。
もう少しでブレイクスルーできる、というところでプレッシャーがかかる。山登りなら8合目、最後のところが苦しい。胸突き八丁、最後の詰め、終わりが大変。大部分のところ、いいところまではきているときにプレッシャはかかる。
プレッシャーはかかるという状態は能力やセンスが引き出されるということもあります。作家の方は、締め切りという逃れることが出来ないデッドラインによって、プレッシャーで深く集中する。そして才能が開花されるということもある。

■進歩するというのは集中する時間を伸ばすこと
日常の練習や研究から一生懸命やってればいいわけですが、そうもいかない。いつどんなときに深く集中して考えているか。それは真剣勝負で考えている時です。そのとき一番たくさん考えることができる。
集中力の話が出たので、集中力のもしてみたいと思うんですが、子供の時は遊んでいるときは集中している。けれど根気がない。短い時間で途切れる。進歩するというのは集中する時間を少しずつ伸ばしていくことじゃないかと思っています。
子供の時には5分しか集中できなかったが、30分集中して、3時間集中していく。どこまでも長くできるかというと、そういうことはなくて、どこかで限界がある、時間を長く伸ばすと、密度を薄めた集中になる。助走する時間があって、深い集中にいく。

■物差しがあることで不安に耐えられる
何かに集中して取り組んでいくということは、物差しを持つようなものだと思っています。小さい頃から色々なことをやって、できるようになっていくというのは、一人がいろんな種類の物差しをつくっていくことです。
竹馬が乗れるようになる。料理でチンジャオロースが作れる。簡単なものから難しいものまであって、たくさんの物差しがあることで、不安な時間に耐えられる。
目標、やらなければいけないことに対して、これぐらいの時間、労力、努力が必要というのが理解できる。これくらいまで出来るという基準があり、推し量ることができたら、プロセスに迷うことがない、ためらうことがない。短いものさしでも、たくさんあれば不安な時間を切り抜けていくことができます。

■情報が多いほど後悔しやすくなる
物差しの話がでたんで、選択や知識や情報についても話をしたいのですが。
いまは莫大な量の情報や知識がある今ほど後悔、悩みやすいときはありません。卑近な例ですが、定食屋にお昼ご飯に行ったときに、定食が30個あったら、何を選んでも、自分が選んでるのとは違う、あっちのほうが美味しかったかもと疑念や後悔が浮かんでくる。たくさん選択肢が増えても、選択できるのはひとつ。自分が選べなかったことに後悔しやすい傾向があります。

未来のこと、先のことについても、同じように不安がある、リスクがある、山ほど出てきます。リスク管理を知っておくことは大事ではあるんですが、リスクは全部そのまま実現するわけではありません。一般的な傾向として、過去の自分が選ばなかった選択は楽観的で、未来には悲観的になるという傾向がある。これをひっくり返すぐらいでちょうどいいんじゃないかと思います。定食屋の話で言うなら、選ばなかった定食は本当に注文しなくてよかった、と考えることです。

■将棋はコンパクトにすることで生き残った
話は変わって、歴史の話もしてみたいんですが。
将棋は古代のインドから始まりました。戦争の好きな王様がいて家臣が困ってボードゲームをつくった。それが西の方にいってチェスになって、アジアは各国には将棋がある。日本にきたのは1000年前、今のルールになったのは400年前です。

日本の将棋の特徴は、取ったコマをもう一度使うことができること。エコやリサイクルといわれていますが、将棋の駒はリサイクルです。そして、小さくコンパクトにしていくということ。
娯楽であっても歴史の淘汰があって、面白いものは残り、つまらないものは廃れる。工夫しながらルールを変えてきた。面白さを維持するために、どういうことをやってきたか。盤を広くするか、コマの力を強めるかです。囲碁は広い盤をつくり面白さを維持した。チェスはクイーンという強いコマと作った。 将棋は小さくコンパクトにした。
将棋だけの話ではなくて日本の一つの特徴かもしれません。短歌や俳句は限られた字数の中で表現します。能は面かぶったら表情が見えませんが、表情が見えないということによって、より深い情感をあらわそうとした。

小さくコンパクトにしていくというのは日本の文化の特徴といえるんではないでしょうか。仕事とか産業だけの話ではなくて、日常の生活でも簡略化するのが好きですよね。セブンイレブンをセブン、ファミリーマートをファミマ、と言ったり。

■簡単に見たものは忘れる、記憶のために五感を使う記憶について話しましょう。
将棋は対局後に最初から並べ替えして振り返ります。あれは誰でも簡単にできることなんです。どれくらい簡単か。音楽や歌を覚えているのと同じです。最初のメロディをきいたら、サビをきいたら、なんの曲か分かりますよね。リズムとテンポで覚えている。そうでないものは、覚えるのは難しい。
幼稚園によばれて園児の対局を解説してください、と言われて行ったのですが、将棋のルールを覚えたばかりの幼稚園同士の対局を記憶するのは大変です。予測不可能。なぜ、こうなるのかという驚きの連続、ですから。セオリー、形に則っているものは覚えることができる。
パソコンのデータベースでみると対局は1分間で見えます。大量の棋譜情報を知ることができます。簡単に見たものは忘れる。これは本当に重要なことです。覚える必要があるときは、盤を出したり、ノートにつけたり、誰かに話したりするようにしています。大事なことは五感を使うこと。手を使う、口を使う、鼻や耳を使うというのは記憶のために重要です。

■ミスをしたときにどうするのか
ミスはしないにこしたことはないですが、今日はノーミス、悪くなかったというのは、めったにありません。1年や2年に一回。ここは修正する余地がある、課題があるかな、というのがほとんど。ミスをした後に、ミスをすることも非常に多い。ミスをすると動揺する。「しまった」と、慌ててしまって、冷静さを失い、ミスを重ねる。
一手詰めをうっかりして、負けたことがあります。一手詰めとは、コマが一個動いたら終わり、という状態です。ある重要な対局でうっかりでした。まったく気づかなかった。よく血の気が引くという表現がありますが、血が逆流する。本当に逆流したら死んじゃいますけど。
勝負は下駄がはくまでわからない。私も動揺して、相手も動揺して、終局した。ミスをしたあとに、どうしてミスを重ねてしまうか。前よりもずっと難易度が上がっているということ。ミスをする前は順調に、好調に、どういう方向でいったらいいのか、明快でわかりやすい、いい状態が続くという循環。ミスをすると、方針や流れがせき止められる。もう一度やり直さなくてはいけない。どういう方針で望めばいいかわからない。難易度が高く、複雑な状況を迎える。
ミスを重ねないためにどうするか。

一呼吸置くというのは非常に大事です。ちょっとお茶を飲む、ちょっとしたブレイクをとるのでだいぶ冷静さは取り戻せる。もうひとつ、その場面を初めてみたら、どいうい決断をするか考える。連続性や継続性があるのですが、ミスをしたあとは、状況が変わってしまっているので、この場面を初めての局面としたら、どういう手を指すかを考える。そうすると、何をするべきか、見えてきます。

■いいとこ取りからアイデアが生まれる
想定内や想定外が流行りましたが、どこかで思っていなかった想定外の選択がうまれて、そこで悩む、考えなおす。わからないときにどうするか。程度の問題もありますが…
経験は知識として役に立ちづらいと感じています。20年ぐらい前に研究しましたんですが、全然役に立っていない。戦術もどんどん変わる。20年前に流行った形は、ほぼない。 あの費やした時間と労力は何だったのか…
ただ、直接的な知識としては役にたたなくても、これから習得しなければいけないという対象を前にしたときの、方法論としては役に立ちます。
将棋の世界にも流行があります。最先端の流行を作っている人たちは、だいたいが20歳前後。プロになっているか、なっていないかという人たちからアイデアが生まれていることが多い。
どうしてそうなるのかを考えると、いいところどりすることができる、から。経験を積むと、積み上げた部分が貴重なものと思ってしまいがちです。これはダメという割り切りがあるから新たな発想やアイデアが生まれる。

■年齢を重ねたら意識的にアクセルを踏む
リスクは取るというのは常にいろんな場所で言われているわけですが、程度の問題もある。
若い時は、知らず知らずのうちにリスクをとっている。年齢を重ねるとブレーキを知らず知らずのうちに踏んでいる。そのままでは減速していってしまうので意識的にアクセルを踏んでいい。
たくさんの情報や知識があって、確率や統計の世界、マーケティングも進歩しています。一つ例をあげると、コンビニのPOSシステム。お客さんがどこの店で、どう買ったか、そういうものが蓄積されて行って、次の日の品揃えが決まる。母数が大きければ正確になる。1万よりも100万人のデータをとったほうがいい。 これはある種驚くべく進歩ですが、全てではない。
ヨットをやっている友人に白石康次郎さんがいます。ヨットにもカーナビについてるGPSのようなものがあります。どこの場所なのかリアルタイムで送られてくる。白石さんがヨットを動かす時、朝起きて甲板に出て、「今日は行けるぞ」と思ったら、カンを信じる。確信を持てないと思ったらデータに従う。莫大なデータから選択することと人間が本来持っている動物的な直感で選ぶこ、どちらも重要で車の両輪のようにやっていくのがいい。

■「場」が荒れているときは動く
人の能力や才能はありますが、それよりも大事なのは時代とのマッチングです。その人の持っているものと時代がうまくマッチングしているか。坂本龍馬が現代で生きていたら同じように活躍ができたでしょうか。
ここ1年ぐらい、どういう状況か、場が荒れていると感じます。抽象的な表現ですが…
東日本大震災がありました。タイでも洪水があった。ヨーロッパの経済不安定。場が荒れている。場が荒れているときは動く、変わりやすいというのは、あると思うんです。 そういうときにベンチャーというのは合っている気がします。

■新しいことはたいてい失敗するが変わらないのはリスク<質疑>
Q,辞めようと思ったことはありませんか
A,将棋は自己責任。審判や風向きの要素はないので厳しい。ミスからどう回復していくか。瞬間として捉えるのではなくて、1年や10年と捉える。
Q、新し手を試すことについて
A,新しいことはたいてい失敗します。それはリスクですが、10年後から見ると変えないこともリスクです。納得できるのが大事なので、期限を決めてやるというのもあります。3局だけはやってみる。というのもやってみる。新しい手をやって失敗したが、一年後には変わるというのもある。
Q,意思とはどのようなものか
A,意思は自分の力ではどうにもならないことにどれだけ耐えられるかではないでしょうか。自力ではなく、他力のところで、どれくらい信じられるか、信用できるか。相手に手をまかせるというのはいい状態です。自力でなんとかしようというより、他力思考。あとはなるようになれ。それが一番大事な意思ではないでしょうか。
Q,悩んでいるときはどうすればいいか
A,Aという選択肢か、それともBかで悩んでいる時に、Cという選択肢も良いのでは?と考えるようになったら要注意です。Cがいいこともありますが、長く考えたほうのどっちらかを中心にします。本当にどちらか分からない場合は、好き嫌い、主観です。比較して分からない場面では、スタイルや好み、そういうものにあった選択をしたほうがいいんじゃないでしょうか。
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