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政治

保守派ずらりの新・常務委 胡主席「政権共倒れ」回避のためか

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中国の最高指導部に当たる政治局常務委員会のメンバーが15日、発表された。総書記の習近平氏のほか、李克強氏、張徳江氏、兪正声氏、劉雲山氏、王岐山氏、張高麗氏が常務委入りを果たした。これまでの外部の予測と大きく外れ、メンバーの顔ぶれは江沢民一派に偏り、改革派の後退が見受けられた。

共産党の存続を脅かす薄煕来事件以降、共産党政権内では熾烈なポスト争いが繰り広げられたが、最終的に、一党支配を維持させるために胡錦濤主席サイドが大きく譲歩したと見られる。

安定はすぐにぐらつくだろう。各種の対立をもたらした根源が変わっておらず、それらがさらに大きな危機として成長して行く。それはまたいずれ、共産党体制の足元を揺るがすことになる。

胡氏は党大会前、軍と党の両方の権力を実質上、手中にしていた。だが、江沢民一派は、習氏と温家宝首相のスキャンダルを欧米メディアに流すことで巻き返しをはかった。

胡氏や李克強氏、李源潮氏らの高官の不正情報をも流すと言い放ったともいわれ、「共産党政権を道連れに共倒れする」という姿勢をみせた。

共産党政権は多くの暗黒部を有している。経済の統計数値から、汚職、法輪功弾圧、臓器狩り、いずれの裏幕が破られても、その政権の崩壊を招きかねない。江沢民一派はこの点につけ込み、高官のスキャンダル情報を武器に、後影響を恐れて躊躇する胡氏の足元をみて、一派の常務委入りを迫った。

本来ならば、胡氏は薄氏の政変計画と臓器狩りを理由に、一挙に周永康氏や江沢民氏を敗北させることができた。しかし、そのことによって、共産党政権の正当性がいっそう問われ、崩壊を招くことになる。胡氏は「党を守るため」にこの機会を失った。

その結果、中央政法委のトップが政治局常務委員から外れたものの、江氏に近い張徳江氏、劉雲山氏、張高麗氏が常務委入りを果たし、有力候補だった胡サイドの汪洋氏と李源潮氏が排除された。胡氏自身は完全引退の形で江氏を道連れに、次期リーダーの習氏や李克強氏が江氏の指図を受けなくてもよい身動きのできる状況を作った。

しかし、胡氏苦心の延命策も長く続かないだろう。現在、1億人以上の中国人はインターネット上で共産党や、その関連組織「青年団」「少先隊」からの脱退を表明している。全国各地で抗議運動が勃発し、集団事件は後を絶たない。権力者の大多数は既得利益集団であり、利益を独占する彼らは必然的に民衆と激しく対立する。

今回の人事でも明らかになっているのは、共産党指導部は自らの政権を保つことは最重要課題であり、それと衝突するいかなる改革を行う誠意も可能性も存在しないことだ。

党大会前の布陣で、胡氏と習氏の側近により支配される軍部と、江組が大半を占める常務委員会との間に、今後、衝突が避けられない。それもまた、胡氏の今回の延命策に終止符を打つことになるだろう。

ソース
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/11/html/d33608.html
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